彼の作品を見にウィーンにも行きましたが、大阪にも彼の作品があるのです。
大阪・舞州にある大阪市環境局のゴミ処理場!
遊園地でも近くのUSJでもなく、れっきとしたゴミ処理工場です。
ずっと見学したかったのですが、前は団体でしか見学予約がとれなくて。
でも最近は個人でも大丈夫との事で予約して、楽しみにしてました。
冬なので緑があまり目立たなかったのですが、工場のまわりの庭には、木や草がたくさん植えられていました。
建築物を建てると自然環境を壊した事になるので、その分緑を植えよう、空に緑を返そうというのがフンデルトヴァッサー氏の考えです。
ちょうど阪神高速から見えるので、建築中からずっと見てたのですが、こんな近くで見るのははじめて。
フンデルトヴァッサー氏をご存知の方なら、彼らしい!とすんなり受け入れられる建築ですが、何も知らない方にとっては、ココはナニ?ってなりますよね(笑)
フンデルトヴァッサー氏が外観をデザインした、シュピッテラウ焼却場というゴミ焼却場がウィーンにあります。それがもとになり、感銘した大阪市がデザインを依頼したそうです。
そびえ立つかわいい塔。実は、オリンピックを想定して展望台やレストランを設置した塔のデザインをしていたそうなのですが、北京に決まりちょっとシンプルになったそうです。
でも、オリンピック用のデザイン画よかったのになぁ・・・
塔の足下にはきれいなタイルの装飾。工場には何十本かあるのですが、1本1本違うそうです。そして曲線が続きます。
これは、地球上のものは何一つ同じものはないというフンデルトヴァッサー氏の意思だそうです。
外観はこんなにデコラティブですが、工場内はもちろんしっかり環境に拝領して作られたゴミ処理工場。ダイオキシンも分解し、自家発電も行う最新のシステムになっています。
こんな工場なら、こども達も楽しんで工場見学出来て、色んな事に興味を持ってくれるんじゃないかなと思いました。
でも、フンデルトヴァッサー建築はここだけじゃないのです!
通りをはさんだ所にあるのが、舞洲スラッジセンターという汚泥処理場。
こちらは見学予約してなかったので、外観だけの見学。
ゴミと汚泥でイメージが違うのか、あのタイルの柱はありますが、ちょっと雰囲気が違います。タイルのモザイクが多いのかな。
こちらもまわりは公園になっていて、一般も方も散歩できます。
ゴミ処理場の外観の赤い線は火をイメージしてと聞きました。
こちらは、壁や塔の色も、空や水を連想させる感じです。
ゴミ処理場の建築費は600億、舞洲スラッジセンターは800億!
大阪では、税金の無駄遣いという声が多々あります。
そりゃーそうやろ、フンデルトヴァッサーにデザイン頼んで作ったんやから。
でも、大阪市よく作った!やってやったな!と思います。
だって大阪には、キッズプラザ大阪という、こどもミュージアムにもフンデルトヴァッサー氏の建築があります。それとこの2つ工場で、合わせて3つも大きな建築物があるなんてスゴイ!
これこそ世界に誇れることだと思います。
もう作っちゃったんだから仕方ないじゃないか!もっと自慢しよう、大阪!




